GAMELIFEBLOG

または如何にして私はゲームを愛するようになったか

Archive for 5月 2006

bit Generations

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任天堂が新たな展開をみせる。
シンプルなゲーム性が特徴の「bit Generations」シリーズだ。

この「bit Generations」シリーズとは、ゲームの原点を見つめなおし、新しい提案や発見をしていくことをコンセプトにしたソフトがラインナップされる・・・のだが。

これはなんだ?

韓国同様にカジュアルゲームが日本でも蔓延する前触れなのか??

ゲーム機の性能や機能が広がり、可能性が広がったのにもかかわらず、これってひょっとして、この流れに逆行しているんじゃないの?

「20年の蓄積が、一気に無駄になる」。
誰かがこんなことを言っていたけど、現実味を帯びてくるかもしれない。

Written by TOMOHISA

2006/05/31 at 10:55 pm

カテゴリー: Nintendo Gameboy

Wiiは25000円以下・・・ライバルはどう出る?

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5月25日、任天堂は平成18年3月期の連結決算短針発表を行い、その中で行われた質疑応答でWiiの価格は25000円以上は考えていない、とのコメントが出された。

普通ならこの発表を聞いて、Wiiの優勢が高まったという見方がされるかもしれない。でも価格に関して言えば、前々から「PLAYSTASION 3は高い」「Revolution(現Wii)は安い」と言われていたわけだから、今更「Wiiはお買い得」なんて報道があってもあまり影響は無いかもしれない。

ただライバルであるSCEやMSは何らかの反応を示すかも・・・・・価格改定の可能性を示唆するところがあったりして。MSのXbox360か? HD-DVDドライブとのセット価格で割安感を演出したりするかもしれない。SCEのPS3は・・・・E3で価格を言ってしまったからあれ以上引き下げることはしないかも。


PS3とWiiの2つに限って見てみれば、ローンチの段階でのそれぞれの購買者層ははっきり分かれてくるんじゃないかなって予想しています。

PLAYSTATION 3 ⇒ AV機器に関心のある人たち
Wii ⇒ TVゲームに関心のある人たち

どういうことかというと、AV機器に強い関心のある人なら、BDプレイヤーとしての魅力をPS3に感じるんじゃないだろうか。一方TVゲームに強い関心のある人なら、その革新的な操作性に魅力を感じるWiiを買うのではないか、ということです。

じゃあ両方に興味のある人は?

そんな人は多分、折衷案としてXbox360を買うのかも・・・・・・と思うわけですが、そういう人がどれほどいるのでしょうか・・・。Xbox360の新規ユーザーとなる人は、そういった考えを持っている人ではなく、もっと違う別のことのような気がします。でもその話は、また別の機会に。

いずれにしてもPS3とWiiは、割と同じような普及率を見せるのではないか、と今のところは思います。

Written by TOMOHISA

2006/05/26 at 8:21 am

PS3が若干の処理落ち!?

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先日のE3 2006で公開されたMGS4トレイラーなのですが、小島監督曰く、「若干の処理落ち」が生じているというのです・・!(HIDECHAN! Radio 第64回「E3 LIVEスペシャル 第1回」より

・・・処理落ちしたシーンって、一体どこなんだ??? ぜんぜん気がつかなかったんだけど・・・。

そもそもスーパーコンピューター並みの演算処理能力を持つPLAYSTATION3のパワーをもってしても「処理落ち」してしまうなんて、一体どんな映像を産み出そうというのでしょうか・・・

冷静に考えれば、どんな高性能のコンピューターにも処理落ちする処理能力の限界というものは存在するし、ましてや今はPS3の処理能力の限界が十分に理解しきれていない段階であると仮定すれば、開発を通して「処理落ち」が発生するのは当然のことなのかもしれません。

ただ個人的に、PS3が処理落ちするなんてまったく想像していなかっただけに、少し驚いています。

デモシーンですでにPS3が悲鳴を上げそうであるとしたら、ゲームシーンではやっぱり若干ポリゴン数を減らして、その分を敵兵AIの処理にまわしたりするのかもしれない。描画速度は毎秒60フレームを確保して欲しいけど、場面によっては若干の調整が入るのかな?

個人的には、デモムービーのようなゲームシーンを実現してほしいなぁ・・・

「若干の処理落ち」と聞いただけなのに、期待と不安がさらに入り組んでしまいました。

・・・・・・そんな時には『流星ワゴン』ですね?

Written by TOMOHISA

2006/05/25 at 1:46 pm

カテゴリー: Metal Gear, PlayStation 3

Xbox360の日本市場対策は、単なるポーズ?

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北米と欧州では今、Xbox360が熱い!ゲーム情報サイト「GameWatch」によると2006年3月で全世界で320万台以上の出荷を実現している。北米が180万台、欧州が110万台、日本を含むその他の地域が30万台という内訳になっている(日本は20万台と見られている)。

北米と欧州ではこのXbox360の熱は止まる所を知らないらしく、2006年で1000万台の出荷も現実味を帯び始めている。ライバルの次世代機が市場に出回っていない今がマイクロソフト(以下MS)にとってまさに稼ぎ時だ。

・・・だがしかし、日本はどうだ?

「NINETY-NINE NIGHTS」しかり、「RUNBLE ROSES XX」しかり、「DEAD OR ALIVE 4」しかり。期待されていたタイトルの売り上げも思ったほどパッとせず、Xbox360本体の普及の底上げに一役買ったとは決して思えない。

こうなると今後控える「ブルードラゴン」や「ロストオデッセイ」も、どうなるか分からない。

昨年のXbox360のローンチ当初、あれだけ「日本市場に力を入れます!」という意思を見せておきながら、今はその意思があまり見られないのは気のせいなのだろうか。

しかしMSへのいろいろなインタビューを読む限りにおいて、彼らはこのような状況に対して、あまり逼迫した意識を抱いていないようだ。PS3に対しては「ネットワーク」という観点から自身の「Xbox Live」という財産を背景にかなり強気な発言を繰り返している。

Xbox360がPLAYSTATION3に喰われる、ということをMSは考えることは無いのだろうか?それともPLAYSTATION3は恐れるに足らず、と見ているのか? いまのMSはどちらかといえば後者の意識が強いのように窺える。

「HALO3」「GTA4」など、Xbox360の独占ソフトの発売も控えているわけだが、このままXbox360の独走状態が続くようにはどうしても思えない・・・・・・。

今日本では、NintendoDSを中心とした携帯ゲーム機の普及が、それこそ北米や欧州のXbox360の普及とは比較にならない規模で広がっている。こうした携帯ゲーム機普及の流れが北米や欧州にも及んだ場合、日本と同じような現象がこうした国々で展開される可能性も否定できない。

携帯ゲーム機が据え置きゲーム機の出荷数を上回る、という現象だ。

うわさではMSも携帯ゲーム機を開発しているといわれているが、先ごろのE3 2006ではその発表は無かった。もし日本市場でのMSブランドのゲーム機の普及を想定しているのであれば、9月に開催される東京ゲームショウでのMS携帯ゲーム機の発表もありうる。

というか、日本市場での成功を考えているのであれば、北米に先駆けて日本のゲームショウでの発表は日本市場での成功の必須条件になりうる。

もしもこれまでのXbox360の日本市場を視野に入れたプロモーションは、正直、MSの本気さを窺い知るほどのものではない。先日のE3が北米での開催ということもあって日本市場向けの発表は少なかったが、9月の東京ゲームショウでのMSの発表内容次第では、MSの日本市場対策は単なるポーズに過ぎなかったと結論付けざるを得なくなるだろう。

Written by TOMOHISA

2006/05/25 at 12:00 am

カテゴリー: Microsoft Xbox 360

次世代ゲーム機戦争の勝者はWii?

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※この記事ではPS3を「ゲーム機」というカテゴリーで見た場合を想定しています。

次世代「ゲーム機」戦争の勝者は「Wii」なのかもしれない。その理由はいろいろあるが、直接的な理由は、予想されるその「価格」だ。そしてその「価格」から予想される消費者の購買行動である。

PS3ユーザーであれXbox360ユーザーであれ2台目のゲーム機として購入するならば、価格的に安価なものを選ぶと考えられる。となると、3つの次世代ゲーム機の中で一番安価と考えられるWiiを購入する可能性が非常に高いのだ。

つまり、Wiiをメインに考えている消費者と、Wiiを2台目に考えている消費者とをあわせれば、結局Wiiが一番普及する結果になる、という予想が出来る。

Wiiにどのような魅力を感じるのか人によって様々であるが、あのユニークなリモコンコントローラーにどれほどの魅力があるのか、現時点ではよく分からない。むしろ未知数だ

あのリモコンコントローラーに対して魅力を感じているのは、今のところゲームクリエイターの人たちだろう。あのコントローラーがゲームクリエイターのクラフトマンシップを刺激しているに違いない。

ただ、ゲームユーザーから見てあのコントローラーに対する不安感は大きいはず。もしもゲームファンがWiiをローンチで購入するというならば、それは「昔のゲームが遊べるから」という理由から来たものかもしれない。

しかし任天堂には大きな自信が有る。それはNintendoDSという「実績」だ。あのタッチペンという新機軸をゲーム機に導入し、幅広いユーザーを獲得した実績がある。入力装置(コントローラー)の変革に成功した実績が、このWiiの成功を確信する自信となっているのだろう。E3 2006で「さわれば分かる!」と掲げていることからも、その自信の程が伺える。

そうなると任天堂が本当に勝者となるには、「さわれば分かる」という実感をユーザーに体験させなければならない。つまり、あのコントローラーに触る機会を与える必要があるはずだ。

NintendoDSは「Touch!」というコピーを前面に打ち出したプロモーションを行ってきた。
Wiiにおいてもこの「Touch!」が、Wii成功の大きな鍵になるだろう。

Written by TOMOHISA

2006/05/24 at 12:00 am

カテゴリー: Nintendo Wii

満を持しての「New Super Mario Bros.」!

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5月25日。横スクロールアクションのマリオが帰ってきます!
まさに満を持しての登場といえます!!

スーパーマリオブラザーズが登場から21年たちました。

スーパーマリオブラザーズ2、スーパーマリオブラザーズ3と続いた横スクロールアクションのマリオも、ハードの進化とともに3D空間を縦横無尽に走り回ることが出来るようになったマリオですが、横スクロールのマリオの復活を期待した人も多いのでは?

5月25日。間違いなくこのソフトはキラーソフトとなります。

しかしひとつ不安材料も。それは遊ぶためのDS本体が小売店にどれだけ準備できるのか、ということ。

「おいでよ どうぶつの森」や「大人のDSトレーニング」が200万本を超えるヒットとなり、ひいてはハードの売り上げそのものを引き上げるもの材料となりました。

今回、このマリオを遊びたいという人は「どうぶつの森」や「DSトレーニング」と同じように、ハードと同時に購入しようと考えている人も多いはず。しかし店頭にDS本体が無ければ買うことは出来ません

既存のDS所持者のみが「ニューマリオ」を購入できるという状況であるならば、DS普及の起爆剤にこの「ニューマリオ」がなることが出来るかどうか。少し考え物であります。

たとえDS本体が店頭に多く並ぶようになった状況になったとして、その時には果たしてこの「ニューマリオ」が店頭に並んでいるのでしょうか? 任天堂が「ニューマリオ」発売に併せてDS本体の生産・出荷のペースを速めるのであれば、余計な心配で終わるのですが・・・。

ただ、このニューマリオのプレイ映像を見る限り、宮本茂の遺伝子とでも言いますか、シリーズ伝統の気持ちよさが伝わってきます。

ジャンプしたときのポ~ンという音。
コインブロックをたたいたときのチャリ~ンという音。
クリボーやノコノコを踏んづけたときのポコッという音。
ファイアマリオの火の玉で敵をやっつけたときのパコッという音。
土管の中に入ったときのンゴッンゴッンゴッという音、

マリオを操作していて感じるあの気持ちよさが、僕の体の中で眠っていたあの感覚を呼び覚まそうとしています。

敵を倒しまくるだけが快感を味わう方法ではない、ということを改めて知らされるゲームだと思います。

Written by TOMOHISA

2006/05/23 at 2:42 pm

カテゴリー: Nintendo DS

PS3の価格は高すぎるのか?

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PLAYSTATION 3。2006年11月11日、日本発売。
価格はHDD20GBタイプが59800円(税込62790円)、HDD60GBタイプはオープンプライス。

さて、この価格は果たして高いのか、それとも妥当な価格なのか。もしくは安すぎるのか?

「たかがゲーム機に60000円も出せない」という人が多いかもしれない。でも、見方を変えるとこの値段に対する感じ方も変わるかもしれない。

今回は比較対照として現在唯一の次世代「ゲーム機」であるXbox360を持ち出したい。

ちなみに、
Xbox360の価格は39795円(税込)。
PLAYSTATION3の20GBタイプの価格62790円と比べて20000円以上も安い。

さて、PS3は全てのゲームソフトはBD-ROMで発売されます。当然BDに収録された映画なども観れます。
一方、Xbox360はDVD-ROMを採用しています、次世代DVDであるHD-DVDは、周辺機器として発売されるHD-DVDプレイヤーを購入する必要があります。

このXbox360用のHD-DVDプレイヤーの価格いかんによっては、次世代DVDプレイヤーとしての機能を含めた価格ではXbox360とPS3とは同等の価格になる可能性があります。

かつて、「PS2とXboxの価格比較」という話題がありました。その当時、Xboxの価格はPS2よりも高いという意見がありました。しかし、Xboxの付加価値である「ネットワークゲーム」を遊ぶためには、PS2は周辺機器を購入する必要があったのですが、Xboxは本体を購入すればそのままで遊ぶことが出来ました。

その構図が次世代機でも発生したのです。

そうなると、PS3の上位機種である60GBタイプでHDMIや無線LAN搭載のモデルの価格も、そのスペックから見て果たして「高い」と言い切れるのだろうか。

ただこれは「相対的」に比較した場合である。
60000円という値段を「絶対的」に見た場合、やはり「高い」というのだろう。

6万円の出費を高いと見るか安いと見るか。
それはPS3を「ゲーム機」と見るか「家電」と見るか、もしくは「コンピュータ」とみるかで変わってくるだろう。

極端な例だが、生粋のゲームユーザーはPS3を「ゲーム機」と考えるかもしれない。そうなると、生粋のゲームユーザーは欲しいゲームが出ない限りPS3を買う事は無い可能性が高い。もしくはPS3の価格が下がらない限り購入しないかもしれない。その分がWiiに流れる可能性だってある。

AV機器に関心のある人であれば、PS3を安価なBDプレイヤーと見るかも知れない。そうなるとAV機器が好きな人はBDソフトと合わせてPS3を購入する可能性もある

そういえば、PSPが出た当初は「これはゲーム機なのか音楽プレイヤーなのか、一体何なんだ」と言われていたが、SCEのアンケート調査によればPSPでゲームを楽しんでいる人が圧倒的に多い状況である。PS2も発売当初はDVDプレイヤーとして購入する割合が多かったが、MGS2やACの発売を契機にゲーム機へと移行していった。

PS3も家電からゲーム機へと流れるかもしれない。

Written by TOMOHISA

2006/05/22 at 8:51 pm

カテゴリー: PlayStation 3

生活の一部としてのTVゲーム

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TVゲームは家庭での生活の一部に積極的に取り入れるべきではないだろうか。

「積極的に」というと、「是が非でも」という意味に感じるかもしれないけど、家庭に何らかのTVゲーム機があるのなら、そのことをネガティブ(消極的)に捕らえるのではなく、むしろポジティブ(積極的)に、家庭の中のコミュニケーションのための道具に使えばよいのではないか、と思うのだけど。

自分の子供にだけゲームをさせるのではない。自分も一緒になって遊んだほうが、子供にとっても親にとっても絶対に楽しいはず。

ただし、「親と一緒に」というのは子供がゲームをすることを、そっと管理することになる。

「ゲームは1日1時間だよ」と子供に言い聞かせても、子供だけでゲームをしていたら1日1時間なんて簡単に破られ、何時間でも遊んでしまう。だから親も一緒になって遊ぶんだ。

(つづく)

Written by TOMOHISA

2006/05/18 at 5:08 pm

カテゴリー: Uncategorized

PLAYSTATION3はデジタルエンターテインメントコンピュータ

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ゲーム情報専門サイトである「IT media +D Game」や「GameWatch」での、PLAYSTATION3(以下PS3)のシステム開発担当者であるソニーコンピュータエンターテインメント、コーポレート・エグゼクティブ、ソフトウェア・プラットフォーム開発本部、本部長、兼ネットワークシステム開発部 部長、 川西 泉さんのインタビュー記事を読まれた方は薄々感じ始めているかもしれませんが、「PS3はもはやゲーム機ではない! PS3はコンピュータだ!」と、開き直って捕らえたほうがいいかもしれません

ちなみに、SCEはニュースリリース(広報発表文)の中でPLAYSTATION3のことを「次世代ゲーム機」とは一言も述べていません。一体何と呼んでいるのかというと。「次世代コンピュータエンタテインメントシステム」です。

つまりSCEの意思は「PLAYSTATION3はゲーム機ではない!エンタテインメントシステムだ!」ということなのでしょう。

分かりやすい点から言えば、PS3のメニュー画面にはWebブラウザが搭載されているという点があげられるでしょう。PS3を使ってブラウン管でインターネット・・・。かつてSEGAが出していた据え置きゲーム機「DreamCast」を彷彿とさせますね。あっ、「ブラウン管」という表現はもう古いですね。

据え置き型ゲーム機におけるネットワークシステムは次世代では当たり前になること必死です。ネットワークシステムでオンラインゲームが遊べるだけではない様々なサービスが各コンソールで展開されることが期待されますね。

話をPS3に戻して、PS2にも入っていたオープンソースのブラウザ「Linux」がPS3にも搭載されます。PS3のマシンスペックを使ってLinux環境でソフトウェアを使うことが可能になるとすれば、通常のWindowsPCではかなりの負荷のかかる作業が、ストレスフリーでこなすことが出来る・・・そんなことも考えられるのでは?

20GBタイプと60GBタイプとの「仕様」の違いという不安要素も、このインタビューの中で若干緩和されている。

PS3とPSPとの無線LANをつかった連携も、実はUSBケーブルで可能(ただ、ロケーションフリーとしては無線LANのほうが便利)。HDMI端子も、手元にあるテレビにHDMI端子が有るか無いかの違いで選べばよいだけの話。メモリースティックやSDカードなどの入出力もUSBのカードリーダで可能。

こういったこともやはり、パソコンを拡張するときの感覚と似ているかもしれない。

SCEIとしてはこういう気持ちなはずだ。

「2006年11月11日にPLAYSTATION3というコンピュータを発売します。現時点ではこういう形で発売しますが、ハードウェアは今後進化・アップデートさせていくことも出来ます。ですからとりあえず現時点ではこの20GBタイプと60GBタイプをご用意いたしました。」

最初の予定にも会ったHDMIの2端子も、今後の展開と時代の要請によっては十分にありうる。

PS3ゲーム+BDプレイヤー+ネットワーク+etc。決して6万円は、高くは無い。

ただ、PS3に対する不安材料はまだ有る。それは振動機能のなくなった新コントローラー。振動を演出材料にしていたPS2のゲームには大きな痛手だ。

近くで爆破が起きると振動したりして、動体探知機レーダーとして振動したり、そしてICOにいたっては少女と手をつないだときの少女の脈拍をコントローラーの振動で演出していたりと、コントローラーの振動は重要な要素だった。

それが外されている。

だが、SCEもそこのところは分かっているはずだ。PS2までのコントローラーがPS3でも使えるようなコネクタが出てくるだろう。

ただし、PS3でPS2ゲームを遊ぶためのコントローラーでは意味が無い。従来までのコントローラーがPS3本体でも、PS3のゲーム以外ならば使えるようでなければならない。

PSやPS2のゲーム遊ぶときに、PS2のコントローラーがPS3でも使えるようになるならば、それは非常に大きな意義を持つ。「太鼓の達人」や「ドラムマニア」など、PS2のゲームには従来のコントローラーの代わりに特殊なコントローラーを差し込んで遊ぶものも少なくないからだ。

Written by TOMOHISA

2006/05/16 at 5:16 pm

カテゴリー: PlayStation 3

携帯カジュアルゲームの行く先

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NintendoDSを中心にした携帯ゲーム機市場が盛り上がっている。今年に入ってから200万本以上をセールスしたゲームソフトのほとんどがNintendoDSだ。これはまさに任天堂の戦略である、ゲーム離れをした人たちに再びゲームに触れてもらい、ゲーム市場の裾野を再び広げることの成功であるといえる。・・・たぶん成功といえるのだろう。じゃあ、携帯ゲーム機でゲームの面白さを改めて知った人は、据え置き型ゲーム機も遊ぶようになるのだろうか・・・?

今週号の「週刊ファミ通」の巻末「浜村通信」や、小島秀夫監督の「HIDECHAN Radio」第59回でも語られている、カジュアルゲームの普及からみる将来のゲーム業界の動きの予測。この話はとても興味深いものがありました。携帯ゲーム機で遊ぶことから、人はワンセグへと移行するのでは。携帯ゲーム機で遊び始めた人は、そのあとは遊ばなくなるか、もしくはコアなげー無を遊ぶようになるか。小島監督の「ワンセグ以降説」はとても興味深かったです。そして同時に監督の話を聞いていると、クリエイターとして、チャレンジャーとしてゲームを作っていかなければいけないという思いを持つ反面、ビジネスとしては時流に乗らなければならないという、相反する思惑が、今のゲーム業界を覆っているような、そんな気がしたのです。

アンケートによれば、かつてゲームをしていた人が、ゲームをしなくなった理由。その多くは「時間が無くなったから」というものだったらしい(「浜村通信」第216回より)。社会人になれば仕事に追われてしまって、ゲームをする時間はなくなってしまう。ましてや大作ゲームに時間を費やすなんてことは出来ない。だから手軽な携帯ゲーム機で、チョットあいた時間にちょこっとカジュアルゲームをする。・・・? 果たして本当にそうなのか・・・??「時間が無い」「時間が無い」とはいいながらも、先ごろ発売された「FINAL FANTASY XII」はたったの2週間で200万本を記録している。時間が無くなったからゲームはしないなんて、ひょっとしたら安直な思い込みなのかもしれない。逆に1日1時間でもゲームの時間を作って家族でゲームを楽しむことができれば、これほどいいことは無いのでは? テレビゲームは家族そろって遊べば、これほど楽しいものはありません。こんなこと、教師になろうとしている人間がいっていい言葉なのかと疑問には思うのですが・・・ でも本当にそう思うのです。

Written by TOMOHISA

2006/05/14 at 10:58 pm

カテゴリー: Uncategorized